花粉症アレルギー疾患

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花粉症、とても憂鬱ですよね。

東京都が2016年度の花粉症実態調査をしたところ、都民のスギ花粉症患者の割合が若年層(15~29歳)では、約6割以上の方が罹患しているという結果が出て、花粉症は、今後も増加の一途をたどると思われます。

花粉症で、特にスギ花粉に対するアレルギー反応が多いと思いますが、次のようなセルフケアをおすすめします。

実際、院長の私が、スギ花粉のアレルギーを持っていますので、実践していると、花粉の飛散ピーク時でも症状の軽減が見られます。どうぞお試しください。

A.アレルゲンの回避と生活習慣
アレルギーに対する身体の抗原抗体反応は、0か1ですので、従って、0.1mgでも花粉が飛べば、身体は、反応することになります。

量が増えれば、反応する回数が増えますので、自ずと、自覚症状が出やすく(脳が反応しやすく)なるというわけです。

1.外出時には、マスク・眼鏡を装着し、アレルゲンを回避する
2.飛散ピーク時には、洗濯物は外に干さない(干しても、屋内に入れる時、よく払う)
3.帰宅後に、出来れば玄関の外で、服をよく払い、室内に花粉を持ち込まない
4.うがい、洗顔(出来れば、鼻と目などの粘膜)をする
5.アルコール類は可能な限り、控える
6.早寝早起きの規則正しい生活をして、睡眠不足をなくす
7.花粉が飛びにくい早朝や夕方に有酸素運動する
8.定期的に部屋の掃除と換気をして、侵入した花粉を除去する
9.空気清浄機などを使い、室内環境を改善する
10.ペットを飼っている人は、出来れば、花粉飛散の時期は屋外で飼う

その他にも有効な改善策は、多数ありますので、調べて実践してみてください。

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B.「井穴刺絡」で不快な症状を改善する
当院で治療方法の1つである「井穴刺絡」治療は、花粉症にも有効です。

出来れば、花粉が飛散する1ヶ月前からケアをオススメします。

こうすることで、花粉飛散のピーク時でも、症状の軽減が期待でき、薬の使用も減らすことが出来、医療費削減にも繋がります。

まず、手と足の薬指にある左右の井穴「H5F5」の4箇所を刺激します。
回数は、1箇所に付き、ピソマなら30~40回、お灸なら3~4個を、1日3~4回に分け、毎食後と就寝前にされると良いです。

ご自宅でのセルフケアなら、「刺さないはり」のピソマやハペパッチ、せんねん灸のような台座灸の使用をオススメします。

H5F5
コツとしては、ピソマ等で刺激する前に、ツボスティックで該当の井穴を押し、痛みを感じる場所を確認して、ピソマ等を貼りましょう。

ツボスティック
花粉症だから「H5F5」を刺激すれば良いというのは、NGです。

井穴は、数ある「ツボ(穴)」の一部。
従って「ツボ」は、生理的に異常な場合の反射といわれていますから、井穴を押して、痛みを確認するという作業は大変重要なのです。

逆に井穴を押さないで、ピソマ等を貼って、効かないならまだしも、刺激し過ぎて、皮膚に炎症症状が起こる可能性もゼロではありません。

刺激する前に、必ず「井穴」を押す習慣をつけると、ツボスティックを使わずとも、「井穴」の反応がわかるようになりますよ。

まずは、お試しください!

文献
・「今日の治療指針2013年版」医学書院 p723-725, 2013.

・浅見鉄男著「21世紀の医学 井穴刺絡学・頭部刺絡学論文集」 近代文芸社 p105-132, 1998.

診療日カレンダー

篠ノ井はり灸院

長野県長野市篠ノ井布施五明287-5 1F
TEL. 026-293-8841(完全予約制)
※午前9時15分~午後5時/ 土曜午後3時30分