主にメンタルヘルス疾患および機能性身体症候群(FSS)、アレルギー疾患を外来での診療を行わず、「遠隔診療(技術指導等)」と「セルフケア」で統合的な治療を行っています。
2021年4月より、京都大学大学院での研究活動等のため、外来での診療を行わず、オンラインや電話等による「遠隔診療(技術指導等)」で、患者様の話に耳を傾け、研究から得た最新の知見や科学的根拠に基づく医療情報から、様々な角度で病気の原因を探り、症状に最適な治療方法の助言を行います。さらに最新の医療用マイクロコーン「ハペパッチ」(2020年度グッドデザイン賞を受賞)等を用いた技術指導や貼付指示、生活習慣改善方法などをご提案し、患者様ご自身による「セルフケア」の指導・助言も行います。
投薬治療で改善しない辛い症状など、お困りの方、ご相談ください。
1. 患者様の話に耳を傾ける
・症状の把握
・病気の可能性
・ご意向に沿った治療の選択
2. 全身的診察から病気の原因をみつける
・各種検査
・M-Test(経絡テスト)
・問診、視診
3. 患者様に最適な治療・助言をする
・ハペパッチ、ハペロール等による貼付指示・助言
・科学的根拠(EBM)に基づく、医療情報の提供
・他医療機関との連携や紹介
4. セルフケア等の相談・助言
・生活習慣改善の助言
・ハペパッチ、ハペロール等を利用したセルフケアの助言
・科学的根拠(EBM)に基づく、栄養・運動・睡眠等の改善相談・助言
診療項目(治療対象疾患)
1. アレルギー疾患(環境症状)
化学物質過敏症(CS/MCS)、シックハウス症候群(シックビル症候群)、アレルギー性鼻炎、喘息、アトピー性皮膚炎など
2. メンタルヘルス疾患・機能性身体症候群(Functional Somatic Syndrome:FSS)
不眠症、心身症、過敏性腸症候群(IBS)、機能性ディスペプシア、抑うつ、不安障害、メニエール病など
3. 神経障害
自律神経障害、緊張型頭痛、めまい、突発性難聴、神経痛、冷え症、更年期障害など
※突発性難聴は、発症後、1週間以内、遅くとも2週間以内に治療開始が重要。耳鼻咽喉科と鍼灸治療の併用療法が望ましい。重度難聴の方は、入院による治療を推奨します。
4. 筋肉・骨格系疾患
首・肩こり、五十肩、腰痛、膝関節
5. 小児疾患
起立性調節障害(OD)、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、小児喘息、夜泣きなど
6. 産前・産後のケア
逆子の治療、妊娠悪阻、不妊、痔、母乳分泌促進、産後うつなど
※逆子治療は、遅くとも妊娠32週目までに治療開始が望ましい。
7. 術後・後遺症ケア
COVID-19後遺症による各種症状(倦怠感・易疲労・関節痛等)、手術後の痛み・しびれの緩和、脳梗塞後のリハビリなど
8. 生活習慣病
糖尿病、狭心症、高血圧、脂肪肝など
受診時にかかる費用と時間(2024年3月1日現在)
2021年4月より、京都大学大学院での研究活動等のため、現在、外来での診療は行っておりません。オンラインや電話等による「遠隔診療(技術指導等)」のみとなっています。詳しくは、以下のページをご覧ください
遠隔診療(技術指導等)の
内容と費用について
遠隔診療(技術指導等)とセルフケアの利点
当院は、皮ふに刺さらない最新の医療用マイクロコーン(微小突起)を用いて、国家資格保有のはり師・きゅう師とのオンラインや電話等を用いた「遠隔診療(技術指導等)」と患者様ご自身による「セルフケア(自己治療)」を組み合わせ、効果を長く持続させて治療する、全く新しい統合型の鍼灸治療を行っています。
1.患者様は、遠隔診療(技術指導等)を受けた後、血液感染のリスクが全くない、最新の医療用マイクロコーン「ハペパッチ」(2020年度グッドデザイン賞を受賞)などで「セルフケア」をして頂くことが出来ます。
2.遠隔診療(技術指導等)のため、いつでも、どこでも、当院と繋がることが出来ます。
3.「セルフケア」をすることで、遠隔診療(技術指導等)の効果がより長く続き、症状の改善を早め、痛み等の予防へ繋げることが出来ます。
当院の紹介
○名称:篠ノ井はり灸院(しののいはりきゅういん)
○所在地:〒388-8011 長野県長野市篠ノ井布施五明287-5 1F
※2021年4月より京都大学大学院での研究のため、遠隔診療(技術指導等)のみになります。外来での診療は行っておりません。
○予約方法・時間:遠隔診療(技術指導等)のご希望および「ハペパッチ」など購入希望の方は、当院に「問い合わせフォーム」もしくは電話で、連絡願います。
※出来るだけ以下の問い合わせフォーム(お問い合わせ・ご予約)から連絡願います。(現在、京都大学大学院での研究活動等による多忙のため)
○連絡先:篠ノ井はり灸院
問い合わせフォーム
(お問い合わせ・ご予約)
電話(国内):090-6039-4189
電話(海外から):+81-90-6039-4189
※電話代は患者様でご負担願います
※電話受付日時:毎月1回指定の土曜日 午前9時~正午(日本時間,JST)2022年10月22日現在
※具体的な電話受付日時は、以下のページをご覧ください。
「当院のお知らせ」の
ページを見る
※「電話予約受付日のお知らせ」もしくは、「診療日カレンダー」でご確認ください。なお、日にちにより時間の変更がある場合がございますので、ご理解ご了承願います。
※その他時間は、「問い合わせフォーム」(お問い合わせ・ご予約)からご連絡願います。
※問い合わせフォームは、24時間受け付けますが、当院からの返信は、概ね3日以内となります。院長の京都大学大学院の研究等の多忙のため、時間がかかる可能性があることをご理解ご承知ください。
※従来の当院の電話番号026-293-8841は現在、使われておりません。
○公式ホームページ:https://hari-okyu.net/
○院長:
○主な資格:
・はり師・きゅう師(国家資格、2012年~)
・シックハウス・アドバイザー(民間資格)
・温泉入浴指導員(厚生労働省認定資格)
○専門領域:環境医学(環境健康科学論)、アレルギー、メンタルヘルス、井穴刺絡学
○所属学会:井穴刺絡学会(理事)、日本臨床環境医学会、全日本鍼灸学会、日本伝統鍼灸学会
○主な実績:
・第1回井穴刺絡学会「ハチ刺傷に対する微細突起による皮膚刺激の効果」(2018)
・浅見鐡男先生生誕百年記念公開研究会「井穴刺絡臨床例 膝関節痛の1症例」(2015)
・第70回井穴刺絡研究会「妊娠悪阻に対する井穴刺絡の治療効果について」(2014)
・第67回井穴刺絡研究会「私の井穴刺絡治療~治療と生活習慣指導を考える~」(2013)
・第33回(社)東洋療法学校協会学術大会 「接触鍼による炎症への作用:白血球数を指標として」(2011)
・第41回 財団法人東方医療振興財団「針灸学セミナー」課程修了(2009)
院長からメッセージ
「自分を大切にすることが、みんなの幸せへつながる」そう信じています。
多忙な毎日の中では、つい自分自身のことは後回しにしてしまう…私自身がそうでした。
社会人として6年目、ある朝、起床しようとしても目の前がぐるぐる回転して、頭も痛く、起き上がれなくなったのです。
休みも取らずにがむしゃらに働いた結果、過労による心身障害と診断されました。
仕事を休み、主に投薬による闘病生活が始まりますが、経過は思わしくなく、眠れない日々に悩んでいました。
ある時、「西洋医学だけでなく、東洋医学の治療(漢方薬と鍼灸)もプラスしてみたら。」と友人に勧められます。
正直、当時の私は東洋医学を知らないこともあり、ほとんど期待はしていませんでした。
ところが、北里大学病院の東洋医学専門医の漢方薬と鍼灸治療を受けると、身体の緊張が取れ、とても楽になったと感じたのです。
投薬と鍼灸のおかげで、頑固な肩こりも浅い眠りも、少しずつですが良くなっていきました。
長い療養生活となりましたが、今では、自分の心身と向き合うための大切な時間だったと思っています。
この病気と療養生活から、私は前職とは違う医療者への道を決意しました。
国家資格を取得後、鍼灸院、総合病院内の東洋医学科、国内外のクリニックで研修・勤務を経て、長野市で篠ノ井はり灸院を開院することになり、2021年4月からは、鍼灸は遠隔対応(技術指導等)を行い、京都大学大学院での「環境医学」に関する研究も並行して行っています。
遠隔対応(技術指導等)と患者さんによるセルフケアを組み合わせ、症状を素早く改善・末永く未病予防へ繋げられるよう、患者さんごとに最善の方法を模索しています。また、産業カウンセラーの知識を生かし、適時、カウセリングを行いながら、診療しています。
私のような辛い経験を皆さまにさせたくない、たとえ今、辛い状態であっても、最善の方法でリカバリーして頂きたいと思っています。
「忙しくても続けられる、篠ノ井式トータルケア」で、患者さんお一人お一人自身を大切に、みなさんの健康と幸せを願っています。