２種類の「ハペパッチ」でかんたんケア！

患者様は、お困りの症状や痛みの場所に応じて、2種類の「ハペパッチ」や「ハペロール」、「ハペシート」などを使い分けて頂くことで、効果的に患部をケアすることが出来、痛みやしびれ、心身の緊張の緩和・改善につなげることができます。また、「ハペパッチ」は、目立ちにくいデザインなので、人前でつけていても気楽に貼っておくことが出来ます。

医療用マイクロコーン「ハペパッチS（エス）」	医療用マイクロコーン「ハペパッチ」
用途：指の末梢にあるツボ「井穴」や「耳」などに貼る。また、顔面部や目の周り（目のけいれんや眼精疲労対策）、小児の方に使用	用途：痛みやしびれの「患部（局所）」に貼る。特に肩部や腰背部、大腿部（太もも）などに使用

「ハペパッチ（ハペパッチS)」、「ハペロール」、「ハペシート」の適応疾患例

・「ハペパッチS」：主に末梢神経障害ならびに中枢神経（脳）系の疾患に使用。
（例）神経障害（緊張型頭痛、自律神経障害）やメンタルヘルス疾患（過敏性腸症候群、不眠症）、眼精疲労、顎関節症や歯ぎしりによる顎の痛みなど

・「ハペパッチ」：主に局所的な痛みやしびれなどに使用。
（例）筋肉・骨格系疾患（首・肩こり、五十肩、腰痛、膝関節痛など）、術後・後遺症ケア（手術後の痛み・しびれの緩和など）

・「ハペロール」：主に末梢神経障害、局所的な痛みやしびれ、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患などに使用
（例）小児疾患（夜泣き、小児喘息、アトピー性皮膚炎）、術後・後遺症ケア（手術後の痛み・しびれの緩和など）

・「ハペシート」：主に広範囲に痛みやしびれなどがある場合に使用。
（例）筋肉・骨格系疾患（首・肩こり、五十肩、腰痛、膝関節痛など）、術後・後遺症ケア（手術後の痛み・しびれの緩和など）

目指したのは、お母さんの手の優しさ（作用機序）

あなたが子どもの頃、転んだ時、お母さんは、あなたの患部を手でさすったり撫でてくれませんでしたか？
現在、科学的研究が進み、このさすったり撫でる行為が、興奮した神経を抑えて痛みを和らげる、理にかなった「皮膚刺激」*1ということが分かってきました。
医療用マイクロコーン「ハペパッチ」は、まるで、お母さんが手で撫でてくれるような優しい刺激で、神経の興奮状態を抑え、血流を改善し、痛みやしびれ、心身の緊張などを緩和します。

近年の研究で、「ハペパッチ」が、従来の「刺す鍼」と比べ、ほぼ同等の血流改善効果が示唆され*2、これらが、従来の鍼の代替ツールとなり得る可能性が分かってきました。また、最近の研究では、これらの皮膚刺激により、筋疲労の回復効果が示唆され*3、スポーツ選手などにケガの予防や回復に役立つ可能性が分かってきました。

さらに最新の研究では、低刺激により、体内から痛みを和らげるモルヒネに似たホルモンが分泌され、また、愛情ホルモンと言われる「オキシトシン」が分泌されることが分かってきました*4。例えば、リラクゼーションをもたらすマッサージの研究では、背中への15分間の施術によって血液中の「オキシトシン」分泌量が増加することが示唆されています*5。

「ハペパッチ」は、従来のステンレス製の鍼やパイオネックス、ソマレゾンを開発した技術者、長谷川智也氏が、最新の研究に基づき、先端技術を用いて製作した、今までにない全く新しい器具なのです。

さらに、「ハペパッチ」は、肌を傷つけず、気軽にかつ人前でつけていても目立ちにくいデザインとなっていることが評価され、2020年度グッドデザイン賞を受賞し、社会的に認知が広がっています。

※Good Design Award 2020年度受賞　刺さない鍼 [ハペパッチ] | 受賞対象一覧

当院では、２０１９年６月から開始した遠隔対応（技術指導等）により、日本国内だけでなく、イギリスやフランスなどの先進国をはじめとした諸外国で、赤ちゃんからご高齢者の方まで幅広い年代の方に利用されています。

今まで鍼に刺されるのが痛い、怖いなどの不安をお持ちの方でも、この機会に、皮膚に刺さらず、アレルギー性が低い、安心・安全の医療用マイクロコーン「ハペパッチ」を痛みやしびれ、心身の緊張などの緩和・改善のためにお試しください。「ハペパッチ」にご興味ある方は、以下の「遠隔対応（技術指導等）」のページをご覧ください。

遠隔対応（技術指導等）の内容と費用について

・参考文献

*1. 堀田 晴美：マイクロコーンによる疼痛緩和の神経性機序, Comprehensive Medicine,39-45,13,1,2014

*2. 「刺さないはりの研究」結果のpdfファイルのダウンロード

*3. 有馬 義貴, 木村 啓作,日野 こころ, 新原 寿志:「微小突起による機械的皮膚刺激の筋疲労の予防と回復」, 常葉大学健康プロデュース学部雑誌,3-8,1,12,2,2018

*4. 二神 弘子,藤原 宏子:　オキシトシンと心身の健康,　心身健康科学,48-50,15,1,2019

*5. Morhenn V,BeavinLE,ZakPJ.：Massage increases oxytocin and reduces adrenocorticotropin hormone in humans,Altern Ther Health Med,18(6）,11-8,2012.

持続的効果の実感

• セルフケア（ホームケア）で、心身の調子が整う
• 自然治癒力を引き出し、基礎代謝力が改善する
• 痛みやしびれ、心身の緊張などの悪循環を断ち切り、生活の質（QOL）の向上に繋がる
• 健康につながる、生体が一定に保たれる（ホメオスタシス）心身の維持

日常生活でセルフケアのすすめ

• 簡単！　毎日かんたんケアで、効果がより長く続き、症状の改善を早め、予防へ繋げます
• 続く！　自宅や職場や電車の中、いつでもあなた自身のペースでケア出来ます
• 楽に！　セルフケアで痛みやしびれ、心身の緊張の緩和・改善ができ、楽になれます

患者さんの声

通院患者さんへのアンケートのご紹介です。
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