主にメンタルヘルス疾患および機能性身体症候群(FSS)、アレルギー疾患を「遠隔対応(技術指導等)」と「セルフケア」で統合的な治療を行っています。
電話やオンライン等による「遠隔対応(技術指導等)」で、患者様の話に耳を傾け、院長の京都大学大学院の研究から得た最新の知見や科学的根拠に基づく医療情報から、様々な角度で病気の原因を探り、症状に最適な治療方法の助言を行います。さらに最新の医療用マイクロコーン「ハペパッチ」(2020年度グッドデザイン賞を受賞)等を用いた技術指導や貼付指示、生活習慣改善方法などをご提案し、患者様ご自身による「セルフケア」の指導・助言も行います。
投薬治療で改善しない辛い症状など、お困りの方、ご相談ください。
1, 患者様の話に耳を傾ける
・症状の把握
・病気の可能性
・ご意向に沿った治療の選択
2, 全身的診察から病気の原因をみつける
・各種検査
・M-Test(経絡テスト)
・問診、視診
3, 患者様に最適な治療・助言をする
・ハペパッチ、ハペロール等による貼付指示・助言
・科学的根拠(EBM)に基づく、医療情報の提供
・他医療機関との連携や紹介
4, セルフケア等の相談・助言
・生活習慣改善の助言
・ハペパッチ、ハペロール等を利用したセルフケアの助言
・科学的根拠(EBM)に基づく、栄養・運動・睡眠等の改善相談・助言
診療項目(治療対象)
1, アレルギー疾患(環境アレルギー症状) 化学物質過敏症(CS/MCS)、シックハウス症候群(シックビル症候群)、アレルギー性鼻炎、喘息、アトピー性皮膚炎など |
2, メンタルヘルス疾患・機能性身体症候群(Functional Somatic Syndrome:FSS) 不眠症、心身症、過敏性腸症候群(IBS)、機能性ディスペプシア、抑うつ、不安障害、メニエール病など |
3, 神経障害 自律神経障害、緊張型頭痛、めまい、突発性難聴、神経痛、冷え症、更年期障害など ※突発性難聴は、発症後、1週間以内、遅くとも2週間以内に治療開始が重要。耳鼻咽喉科と鍼灸治療の併用療法が望ましい。重度難聴の方は、入院による治療を推奨します。 |
4, 筋肉・骨格系疾患 首・肩こり、五十肩、腰痛、膝関節痛、眼精疲労、顎関節症や歯ぎしりによる顎の痛み、スポーツ障害、線維筋痛症など |
5, 小児疾患 起立性調節障害(OD)、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、小児喘息、夜泣きなど |
6, 産前・産後のケア 逆子の治療、妊娠悪阻、不妊、痔、母乳分泌促進、産後うつなど ※逆子治療は、遅くとも妊娠32週目までに治療開始が望ましい。 |
7, 術後・後遺症ケア COVID-19後遺症による各種症状(倦怠感・易疲労・関節痛等)、手術後の痛み・しびれの緩和、脳梗塞後のリハビリなど |
8, 生活習慣病 糖尿病、狭心症、高血圧、脂肪肝など |
受診時にかかる費用と時間(2024年3月1日現在)
2021年4月より、京都大学大学院での研究活動等のため、現在、外来での施術は行っておりません。電話やオンライン等による「遠隔対応(技術指導等)」のみとなっています。詳しくは、以下のページをご覧ください
遠隔対応(技術指導等)の内容と費用について
遠隔対応(技術指導等)とセルフケア
専門家による指導とセルフケア(自己治療)のトータルケア
当院は、皮ふに刺さらない最新の医療用マイクロコーン(微小突起)を用いて、国家資格保有のはり師・きゅう師との電話やオンライン等を用いた「遠隔対応(技術指導等)」と患者様ご自身による「セルフケア(自己治療)」を組み合わせ、効果を長く持続させて治療する、全く新しい統合型の鍼灸治療を行っています。
患者様は、遠隔対応(技術指導等)を受けた後、最新の医療用マイクロコーン「ハペパッチ」(2020年度グッドデザイン賞を受賞)などを使い、セルフケアをして頂くことで、効果がより長く続き、症状の改善を早め、痛み等の予防へ繋げることが出来ます。
今まで鍼に刺されるのが痛い、怖いなどの不安をお持ちの方でも、この機会に、痛みと心身の緊張といったお困りの症状改善のために、皮膚に刺さらず、薬効成分が含まれない、安心・安全の医療用マイクロコーン「ハペパッチ」や「ハペロール」を使ってみてはいかがでしょうか。
医療用マイクロコーン「ハペパッチ」の詳しい内容を知る
※ご不明な点などがございましたら、以下の「問い合わせフォーム」(お問い合わせ・ご予約)よりご連絡願います。
「問い合わせフォーム」(お問い合わせ・ご予約)
当院の紹介
名称 | 篠ノ井はり灸院(しののいはりきゅういん) |
所在地 | ※2021年4月より京都大学大学院での研究のため、遠隔対応(技術指導等)のみになります。外来での施術は行っておりません。 |
予約方法・時間 |
遠隔対応(技術指導等)のご希望および「ハペパッチ」など購入希望の方は、当院に電話、ショートメール(SMS)もしくは「問い合わせフォーム」から連絡願います。 |
公式ホームページ |
https://hari-okyu.net/ |
院長 | |
主な資格 | はり師・きゅう師(国家資格、2012年~)、シックハウス・アドバイザー(民間資格)、温泉入浴指導員(厚生労働省認定資格) |
所属学会 | 井穴刺絡学会(理事)、日本臨床環境医学会、全日本鍼灸学会、日本伝統鍼灸学会 |
主な実績 |
第1回井穴刺絡学会「ハチ刺傷に対する微細突起による皮膚刺激の効果」(2018) 浅見鐡男先生生誕百年記念公開研究会「井穴刺絡臨床例 膝関節痛の1症例」(2015) 第70回井穴刺絡研究会「妊娠悪阻に対する井穴刺絡の治療効果について」(2014) 第67回井穴刺絡研究会「私の井穴刺絡治療~治療と生活習慣指導を考える~」(2013) 第33回(社)東洋療法学校協会学術大会 「接触鍼による炎症への作用:白血球数を指標として」(2011) 第41回 財団法人東方医療振興財団「針灸学セミナー」課程修了(2009) |
院長からメッセージ
「自分を大切にすることが、みんなの幸せへつながる」そう信じています。
多忙な毎日の中では、つい自分自身のことは後回しにしてしまう…私自身がそうでした。
社会人として6年目、ある朝、起床しようとしても目の前がぐるぐる回転して、頭も痛く、起き上がれなくなったのです。
休みも取らずにがむしゃらに働いた結果、過労による心身障害と診断されました。
仕事を休み、主に投薬による闘病生活が始まりますが、経過は思わしくなく、眠れない日々に悩んでいました。
ある時、「西洋医学だけでなく、東洋医学の治療(漢方薬と鍼灸)もプラスしてみたら。」と友人に勧められます。
正直、当時の私は東洋医学を知らないこともあり、ほとんど期待はしていませんでした。
ところが、北里大学病院の東洋医学専門医の漢方薬と鍼灸治療を受けると、身体の緊張が取れ、とても楽になったと感じたのです。
投薬と鍼灸のおかげで、頑固な肩こりも浅い眠りも、少しずつですが良くなっていきました。
長い療養生活となりましたが、今では、自分の心身と向き合うための大切な時間だったと思っています。
この病気と療養生活から、私は前職とは違う医療者への道を決意しました。
国家資格を取得後、鍼灸院、総合病院内の東洋医学科、国内外のクリニックで研修・勤務を経て、長野市で篠ノ井はり灸院を開院することになり、2021年4月からは、鍼灸は遠隔対応(技術指導等)を行い、京都大学大学院での「環境医学」に関する研究も並行して行っています。
遠隔対応(技術指導等)と患者さんによるセルフケアを組み合わせ、症状を素早く改善・末永く未病予防へ繋げられるよう、患者さんごとに最善の方法を模索しています。また、産業カウンセラーの知識を生かし、適時、カウセリングを行いながら、診療しています。
私のような辛い経験を皆さまにさせたくない、たとえ今、辛い状態であっても、最善の方法でリカバリーして頂きたいと思っています。
「忙しくても続けられる、篠ノ井式トータルケア」で、患者さんお一人お一人自身を大切に、みなさんの健康と幸せを願っています。