テレビコマーシャルで盛んに宣伝されている“いい香り”。その香りに含まれている化学物質が人びとの心身をむしばむ被害を広げています。合成洗剤、芳香剤、柔軟剤、消臭剤、制汗剤…。身の回りにあふれる“香り”が襲いかかり、息苦しさ、呼吸困難、頭痛、くしゃみが止まらない、脱力感、喉の痛みや腫れ、せきや喘息のような発作に襲われる、といった症状をつくり出しています。
外出できなくなり、仕事を失い、学校へも行けず、人に会うことさえ出来ない。職場を失って生活困難に陥る方もいます。被害は体だけでなく心にも及びます。
現在、NPO法人日本消費者連盟(日消連)が、被害者の苦しみを訴え、原因を探り、香害をなくすための運動に役立つ映画を制作しています。
寄付をウェブ上で募集するクラウドファンディングが立ち上がっていますので、ぜひともご協力のほどよろしくお願いいたします。