【緊急】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)長野県内のPCR検査数・感染者数・倍加時間 5/6 9時更新

私は、感染症の専門家ではありませんが、環境医学(環境衛生学)を研究している者として、長野県内の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者数(累計)と倍加時間計算によるグラフを作りました。
皆様の参考にしていただければ幸いです。

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図1 長野県内の感染者数(累計)と倍加時間 ※画像をクリックすると、大きな画像が表示されます

「倍加時間(感染者数が2倍になる日数)」は、5日間の感染者数の増加率を基に計算しています。
数字が少なくなるほど、感染スピードが早いことが分かります。

4/27時点の倍加時間が30.91日、5/5時点が48.15日で、4/10の4.09日をピークに感染者数の増加スピードが緩んできており、緊急事態宣言の発出の効果は出ていると感じますが、まだ警戒が必要です。ただ、相変わらず、図2のように、県内のPCR検査数が少ないので、正確な感染者数は把握できず、日別の感染者数に一喜一憂しないことが肝心です。
今後、PCR検査数が増えていけば、感染者数も増加が予測され、従って、倍加時間も早くなる可能性があります。

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図2 長野県内のPCR検査人数と陽性者数(日別)※画像をクリックすると、大きな画像が表示されます

本疾病は、多くの不顕性感染者(感染しているが臨床的に確認しうる症状が出ていない)が存在することが、専門家により指摘されています。日本では、”症状が出た患者の感染有無を判定”することに重点を置いているため、韓国やドイツなどの諸外国のような”感染者特定重視”の方針と比べ、PCR検査が少なく、正確な感染者数が分からない状況です。

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図3 諸外国のPCR検査数と患者数(累計)
データ元:https://ourworldindata.org/coronavirus-data

先進国の中だけでも、日本だけが異常に少ないPCR検査数になっています。
最多のアメリカの1/37、イタリアの1/13の検査数です。これでは、正確な感染者数が、全く分かりません。

陽性率だけで見ても、アメリカ19.8%、イタリア16.2%、日本7.77%で、日本以外の国は、”感染者特定重視”の方針です。
正確な感染者を把握する上でも、行政機関と民間合わせてのPCR検査の増加、病床数・人工呼吸器等の増設を早く望みます。

長野県内に住む皆様においては、自分や家族、社員、社会を守るため、不要不急の外出禁止、仕事は可能な限り、テレワーク等、人との接触を避けてください。

今は、花見や野球などしている場合ではありません。
自分や家族が感染したときに慌てないように、準備をする時期です。
他人事ではありません。目を覚ましましょう!これは、ウイルスとの戦争です。

※参考データ:長野県内における新型コロナウイルス感染症の動向(長野県庁)

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